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ハンナ・アーレント [映画]

ずっと観たいと思っていましたが、もうモーニングショーでしかやっていないの。
がんばって10時にガーデンシネマへ行きました。ふう。正月3日から、走った走った。

ナチス戦犯アイヒマンを捕らえる場面からはじまる。
アイヒマンの話は以前関芸で上演した芝居のときに、色々勉強したのでした。
そんなこともあって、わあ観てみたいと思ったのだった。

ハンナ・アーレントは戦後、アメリカの大学で哲学教授となり、夫とともに暮らしている。
雑誌「ニューヨーカー」の依頼により、アイヒマン逮捕後の裁判のレポート記事を書くことになり、
エルサレムへ飛ぶ。
裁判を受けるアイヒマンを、「平凡な人物」「役人」と評した記事を発表したところ、
ユダヤ人同胞から激しく非難され、ナチ擁護と受け取られ、友人すらアーレントを拒絶してしまう。
ユダヤ人虐殺を行った、最重要犯人が平凡な人物だなんてとんでもないのだ。
それは身の毛のよだつような恐ろしい悪魔であるべきなのだ。
そうであることを、アーレント自身も望んだくらいだったであろう。
アイヒマンひとりが罪を受ければよいのであれば。

この映画が今注目されている理由のひとつに、このアーレントが評したアイヒマン像にあるように思う。
凡庸な人間が起こす悪ということ。
20世紀最大の犯罪ともいわれるナチの大量虐殺が、
ひとりの平凡な人間が思考不能だったことによって止められなかったこと。
もしかして今同じことがここで起ころうとしているのかもしれない、という恐怖を私も感じるのだった。
もしかして私たちはアイヒマンになろうとしているのではないのか?
という、気分が、あるんだと思う。

でまあ、正月3日の朝っぱらから、ガーデンシネマ満席でしたよ。
正月だからかな。まだもう少しやっているようだから、午前中にお時間ある方はみてみてみて。

で、アーレントの生活もなんだか素敵でしたけど。
四六時中煙草を吸っていらっしゃいましたな。実際にあんなヘビースモーカーだったかどうか知りませんが、
あれは多分「思索」とか「思考」ということを表現する手段だったようにも思います。
そう、これ哲学がテーマの映画なんですよ。すごいね。
ところでですね、
ハイデッガーの愛弟子であり、かつ恋愛関係にもあったらしき回想シーンがある。
夫に愛人がいて、お互いに分かってるふうでもある。
アーレントもなんとなく別の恋人がいるっぽい。学生時代からの旧友も男だし、これともなんかあるっぽい。
作家の友人メアリーが夫と別れたいという話をしているシーンが最初のほうにある。
メアリーももちろん夫以外の恋人をもっている。
なんですかね、これ。

アーレントの「思考」とともに「孤独」も、煙草が描いているような気がする。
え、煙草が? いや、たぶん。

アイヒマンの記事発表後に、アーレントはどんどん孤独になっていく。
ユダヤ人コミュニティからも、大学からも退職を命じられたりする。
夫は優しいが彼女の思想に真っ向からぶつかることはそもそもない。
夫の愛人までもがアーレントに同情するシーンがあるのだけど、夫のほうが全然分かってないのだ。
アーレントを実際に支えたのは女たちだけみたいに見えた。
女たちとは、助手のロッテと、友人メアリーである。
なんかこの、ベタベタしてない女の友情って感じが良かったわ。
孤立していく辛い状況の中で、なぜか夫に全然甘えないアーレント。
ロッテの前で初めて、泣いてしまうシーンが印象的だったな。
慰めのことばをかけるでもなく、ロッテはそのまま見ているの。
ベタベタしてなくていいわー。

なんかよくまとまんないわ。いろいろ思ったのだよ。
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鑑定士と顔のない依頼人 [映画]

これも1日に。ネタバレする。多分。

いやー面白かったな。だめだこれ、もう一回みたいぞ。
というドンデン返しあり!

美術品鑑定士に謎の女から電話で、屋敷の骨董品鑑定の依頼。はて?
はて? 誰?
何?
とか思っているとすっかり、うっかりハマッてしまっている罠なのでした。
映画じたいが罠!
だまされたよー。

でも、あれあれ何、こんな展開ですかっていうところがすごく面白い。
なんたって、ジェフリー・ラッシュが若い娘に翻弄されるんですよ!!
えええええー!!!
珍しい良いものを見たわ!
あんな高品質のヒトがですよ。

嘘の中にもちょっとだけ、本当のことを入れておく。そうしたら、それは本物と同じ価値をもつ、
とかいうような(うろ覚えだ)ことを言ってます。
そのまんま、嘘を本物と信じてしまった鑑定士なのでした。
自分にだまされたくらいの勢いですよ。

ああ、だめだやっぱりもういっかい観たい。
リピーター割引があるんだよ。行こうかなあ。
リピーター割引使う人多そうだ!
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ゼロ・グラビティ [映画]

1日にみました。ネタバレしますのでご注意を。

なんか映画情報記事なぞ色々みてたらすごく評判よかったので。
ふだんあんまりスペーシーな映画が大好きというわけではないんですが、面白かった。
ゼログラヴィティて、無重力てことね。
原題はGRAVITY
重力やで。

でも映像すごいですね。ふわっふわしてましたよほとんどの場面で。体感しましたよ。
ヒトの身体って縦に長いので、何かにぶつかるとほとんどの場合で、頭と足の方向にグルグルぐるぐる回るんですよ!!こえー! おえええ。

ほとんどサンドラ・ブロックの一人芝居!
宇宙に一人ぼっち。生存者ひとり。おそろしい孤独です。もちろんいっぱい独り言!
でもこうなったら独り言しゃべりまくるわな!!
ジョージ・クルーニーがヘラヘラと出てきて、いい感じです。
さすがのサンドラ・ブロックも、いつもの面白ねえさんじゃいられません。
ヘラヘラしたジョージに励まされるくらいヘコんでいます。
他の映画だったら、ジョージに啖呵きって蹴りぐらいいれそうなものなのですが。
病院勤務の博士ってことで、えっと何でこの宇宙プロジェクトにいるのかは不明。忘れました。
訓練はうけたもののあんまり機械操作は得意でないらしい。
慣れてないのでマイペース。
でも、たまにdamnとかfuckとかついいつものように吐きすてちゃったっぽい。

ヒモが色んなものに絡まるのがイーーーーってなった!!
ヒモが邪魔!!
そのヒモ!!

最後のThank youはさ、どう考えても重力に対してだと思うよ。
私も思った。
こんな風に映画と一体になることもあまりないよね。
結構あっという間でした。
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レ・ミゼラブルのことなど [映画]

正月ムービーは007とレミゼで。しかも一日に両方みた。昼間007で女王陛下ならぬジュディデンチ万歳としみじみし(デンチは女王役ではないが、もうええやん女王みたいなもんやん)夜はレミゼでフランス万歳としみじみし。
いあ~、レ・ミゼラブルはもう舞台で何度となくみてもおりましたが、今回の映像作品にはもうなんだかいちいち満足していました。舞台で描かれない、ちょっとした「穴」が細かくシーンで埋められていること、クローズアップ&ワンカットで心情がより伝わる映像だからこその効果、腹立たしいほどに泣かされっぱなしさ。あとこれは東宝が配給ででもあったためでしょうが、字幕は岩谷時子さんの舞台版歌詞をもとに、日本語の歌詞に足りないところを補うような台詞(ていうか歌詞)になっていたのが嬉しいわけです。分かってるわ~。(岩谷時子詞・参考とクレジットされてましたが)そう思えばもうかなりな前になるが映画『オペラ座の怪人』の字幕はひどかったぜなどと思い出されもするのであった。いかん、すっかり東宝にのせられている。この映画でなんとなくイメージのリセットが行われたために、新キャスト版は別にええかと思ってたのにまた観たいと思っている私がいる。しかしヒュー。ヒュージャックマンが、もう。もう。絶句するわ。ラッセルクロウが頑張ってるようにみえたわ。あのグラディエーターがよ。思わず頑張れーと思ったよ。でもジャヴェールという人物は本当に、いそうで、なかなかいなさそうな、複雑怪奇な役柄であろうと思った。謎が深まるばかりだわっと思って、そして、もうごちゃごちゃ言ってないで原作を読むべきではないのか、と思った私は翌日「レ・ミゼラブル」の文庫本を買いに走ったのだった。あのボリュームに腰がひけてたんですけどね~、まだ2巻目までしか読んでませんけどね~(全5巻です)、意外と読めるわ。ちょっと長すぎてキツイ部分もあるにはあるが。そんな感じでごろごろとっかえひっかえ本ばっかり読んでいました。レミゼ以外では年末の名残で泉鏡花、幻想怪奇系つながりで久生十蘭、小川未明などを。どうも私このあたりのヘン系は大好きですね。あっそういえば年末は大阪初のミス・サイゴンを観にいっていたのであった。新演出はまあ。新演出?ガワをちょっと変えてみた感じかなと。あ、ヘリコプターはうまいことやっとるなぁと思いましたですよ。映像使用はあれがギリギリの許容範囲だな。舞台での映像効果はまだまだどうにかできるんだろうなあ。これは舞台の創り手側が映像をもっと研究すべきなんだろうなあ。いや、別にせんでもええか。いらんねん別に映像。ぐたぐたと考えてまた一年が始まるわけです。
なにしようかな。
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つゆがきて [映画]

台風とかいろいろくるなーと思ったら、いつの間にか梅雨入りしてたんですね。
梅雨入りしたことを知るタイミングを逸していた。

風邪ひいたりもして、
なんだか色々休憩〜て感じのここ2週間ほど、
映画館に2度行きました。以下ネタバレありです。


『スノーホワイト』
シャーリーズ・セロンが悪い魔女で相当の存在感。
スノーホワイト役は、「トワイライト」などで人気の若い娘さんで、なんていうか、
「へちゃ」な感じの顔やんかこの人。どう考えてもシャーリーズのが美しいやんか。
だからかどうか、なかなか男前な性格のスノーホワイトで、
美しさとはそういうことでない前提で話がすすんでいきます。
色々アレンジに工夫あり。
姫の王子は、隣国の王子様でなくて同国の公爵の息子で幼なじみだとか。
だから王子は姫からしたら臣下なので、戦いも冒険も姫の方が主導権を握っている。
しかも姫は、途中いろんな生き物と心を通わせて蟲愛づる姫君のようでもあり、
ビジュアルは「アリス・イン・ワンダーランド」のスタッフらしく、ファンタジックな森の風景が楽しい。
甲冑を身につける姿はフォローミーなジャンヌ・ダルクである。
そして全体的にバイオレントだ。
白雪姫を森につれていって殺す命令を受けたけど殺せない心やさしい狩人役が
妻をなくしてやけくそになっているワイルドな男で、なんかこっちにロマンスが生まれるとこも、
そうきたか
という感じで目新しい。
彼が死んだ姫を前に急に素直に心情吐露する場面にやややらされている感があるのが惜しかった。
カッコよかったのになあ、ここは本のアナだなあという気がした。
そして悪い魔女、これまでにも、キャリアも自信もあるオスカー女優がやることが多く、
シガーニー・ウィーバー魔女が記憶に残っておりますが、
美しさに執着する姿を揶揄する知性があって、ユーモアと余裕をもって演じている感じがとても良かった。
シャーリーズの場合ハンパない美しさもあり、
魔女の弱さやなぜこんな風に生きることになったのかという部分を掘り下げまくっている様子で、
全然アプローチが違いますが、楽しんで演じてる感じがありました。
シャーリーズ、あんたはまじめやな!! まるで姫川亜弓だよ!
色々あって、ラストがさくっと終わってしまったけど、
まんべんなくエンタテインメントで私は楽しみました。


『テルマエ・ロマエ』
今頃行ってきたよ。
面白かった。愛されて、こだわって作り上げられている映像で、最近の邦画ではかなり好感がもてました。
TV吹き替え洋画を意識した映像(おそらく実際アフレコしているであろう)とか、
「アイーダ」なんかのオペラアリアを使用しているのも楽しい。
主役の阿部寛がすごく話題になってるけれども、劇画顔が生きただけじゃなく芝居もよかったなあ。
ほかの役者さんもよかったよね。市村さんが出てるって知らんくて、
いやぁー、キタねーーーー! 
上戸彩も、上戸って思わなかったわ最後まで。上戸に似てる新人さんかなあええやんかとか思ってた、ははは。
衣裳もかわいい。適度な腐女子感のあるチャーミングなコーディネート。
そして我らがピコさん!!! 多分一番爆発的に笑ったシーンでした!!
関西にピコあり!! キタキタキターーーー!!
これ外国で上映するときどうすんねやろ!!

20120623_210854.jpg


なんかね、誘われている芝居とかあったんだけど、
なんかなんかね、今芝居みるんしんどいんよね。
すごく映画みたい気分なのね最近。
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ブラック・スワン [映画]

何ヶ月ぶりかの映画館、平日昼間、レディースデーでもないので
比較的大きなスクリーンでしたがガラッガラ。うーん、普段ってこんなものなんね。

『ブラック・スワン』
ずっと気になり続けており、なにはともあれコレじゃろと観に行きました。
多分ネタバレしますよ!!!!

むっっっちゃ、面白かった。
心理スリラーみたいなこと言われてたんね。もうホラーに近かったですけど。
ナタリー・ポートマン演ずるバレリーナのニナの心をどんどん追っていく。
最初、顔アップがやたらと多いなあ、バレエ団に向かって歩くニナの後ろ頭をずっと追いかけていくなあ、
と思っていましたがこれはニナの視点ですべてを見ていくという映像的仕掛け。
(なんてなことがよく分かる。すごく論理的なつくりだったなどと素人にも思わせるあざといやり方ともいえます)
女子としてキツイイタイ……そして痛(イタ)描写が多すぎるNOOOOO。
肉体をとにかく酷使し改造もしてバレエというものができるのだと思いますが、
骨や間接の軋みだとか、そのテのSEも細かくて、観ていて勝手に身体が痛い記憶を呼び覚ましてしまう。
冒頭で目覚めたニナが足指を動かす、その音。
爪切りシーン、指先の皮むきシーン、とかこれでもかとNOOOOOO。
身体でみてしまうような映画。すごい!
過保護で過干渉な母親はかつてバレエダンサーでありニナを妊娠したことでバレエを諦めている。
母の叶わなかった夢を背負わされてバレエに打ち込むニナは、
母がなれなかったプリマの座を得ることで、母との関係が壊れていくことを怖れた(のだと思う)。
mother's daughter というものですが、自分自身を傷つけることで母を傷つけまいとする。
あ、なんか書き出すとややこしいのですが、ものすごく心理描写は判りやすかったです。
だから終盤は、ハッピーエンドになるんかと思ってちょっとホッとしてたのに、
傷口からトゲトゲした何かが抜けるときの(予告編の映像にあったアレ)
痛いけど、ちょっとすっきりした感、
破片を抜き取るあたりの、やっと克服した感、
で、
衝撃のラストでした。やられたなー。
もしかしたら今までの全て妄想ですか?
と、言いたくもなるが、それだとつまんないから、あー誰かと喋りたい。

ところで、イタ描写だけでなく快(エロ)描写もなかなか良かった。
ニナと正反対の、奔放でエロい個性の、リリーを演じたミラ・クニスも印象的です。
最終的にはリリーめっちゃサバサバしててええコやねん。
吹替え版があるなら関西弁でよろしく。
ウィノナ・ライダーが、プリマの座を追われるベテランダンサー役で!
それはそれで、痛々しくて良かった。
のかなー……、ああ、ウィノナ好きだったのに、あああ、ちょっと悲しみが。
ナタリーが今頂点であることは否めませんが、すこしウィノナカムバック!!と応援したい気持ちが。

いやー、満足満足満足。 
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アリス・イン・ワンダーランド と シャッター・アイランド [映画]

二本たて続けに観てやったー!!

3ヶ月。
3ヶ月! 私は映画館に行かなかったのだ!!
いや、行けなかったのだが。

今日、『ティーンズ・シャドー』ver.3の初演が終わって、
その足で、有名お好み焼き屋で昼間からビールをかっくらい、
その足で、
『シャッター・アイランド』を観てやったわ!!
あー満足満足。

スコセッシ監督らしくない?なんだかエンタメな映画でした。
色々盛り込まれてて、盛り込まれ過ぎてる気もするが、
あー面白かった!! で終われた映画でした。
なんか、ラストまで観ると、「なんやねん、そういうことかい」と思わないでもないけどね。
でもいいの。面白かったから。それでいい。
火サスとかホラー味まで入ってて、
どんだけやんねんやりすぎちゃうかとも思うけど。

『アリス・イン・ワンダーランド』は、
ナース終わって翌々日のシャドー稽古帰りに観に行った。
まあまあ。私あの、3D映画って目が疲れて嫌なんだけど。
3Dしか上映してなかったのですよ。
3Dって必要なのかい? 
ジョニーとヘレナはこういう方向だと俄然頑張るのは何でだ。
アン・ハサウェイにもっとやって欲しかったところだわ。
アリスは12年後?だかの設定で、アリスが「アリス」をなぞって、
少女時代と決別する話であることは分かるのだが。
ちょと私にはお子さま向けに思えて、
だからデズニーはよう! と思ってしまいました。
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おくりびと [映画]

先日やっとレンタルして観た!
うむうむなるほどえーはなしやと満足もした。
なのにその翌週にテレビで放映だった。なんか悔しい。
窓を開け放ってご近所にネタバレの叫びを聞かせようかと思った。
しかしそれは結局自分でも目的不明の行動だなと思い、やめといた。

都合二回観て、
一点、
なんだかもやっと気になっていることがある。
以後ネタバレしますよ。

あの主人公の妻が、例の仕事を辞めてくれと言って揉めるシーンで、
「わたしは今まであなた(夫)のやりたいと思ったことに異をとなえたことはない。何も言わずに従ってきた。だから今度はわたしの言うことを聞いて欲しい」
というようなことを言う。
何かコレ、おかしな理屈ではないかと感じて、妻に対してあまり共感出来なかったのだ。
だって今まで従ってきたのは妻も賛成したからじゃないのか。
(山形に行こうと思うって主人公が言った時にも、手を挙げて「賛成」と言ったではないか)
でも、今度はそれをなかったことにして、今までは我慢してきたんだっていう言い分に話をすりかえているのよ。
ちょっと待て、あんたの言ってることは変だぞと私は思っていたのだけど。
もう一つ言うと、
今までは嫌だったけど我慢してきたと、百歩譲って、そういうことにしてみましょう。それでも何故言うことを聞かなければならないのか、その理由が説明されていないぜ。

我慢とはそのように貯めて遣うものなのか。
と、ある意味目からウロコだったのです。

どういうことなんだ……。
何か知らんけど、
一旦実家に帰りますと出て行った妻は、
やはり何か知らんけど戻ってきて、(あ、子供が出来たからか)
何か知らんけど和解したので、まあ、よかったの?

なのに映画が終わっても、ずっと私はそれが気になり続けている……

まあ…、
いいのか?
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007 [映画]

やっと観た~。
『007 慰めの報酬』

昔からの007ファンとかじゃないです、ダニエル・クレイグが好きなんです。

旧作は、昔…ショーン・コネリーの1作目とかビデオで観たな。
あと、結構最近、ハル・ベリーがボンドガールだったやつをTVでちらっと観たかな。
なので007にはあんまり何のこだわりもありまへん!!

アクションてんこ盛り、楽しみました。
カーチェイスに始まり、競馬場(?のようなところ、よく分かりませんが)の建物で乱闘、
次にどっかのリゾートホテルで乱闘、港からボートに乗って乱闘、
オペラ劇場「トスカ」上演中に乱闘、色々あって、砂漠から飛行機で空中戦、
また砂漠のホテルで大乱闘&爆発&炎上、
どこにいっても暴れるダニエルボンド。
今回は、なんかニキータみたいな暴れ者の女子が出てきて、好感度高し。
ジュディ・デンチのプライベートシーン(クレンジングしながら電話してた)が微妙にはさまれたりなんかした。
M(デンチ)がなんか上司っていうかおっかさんみたいなのが可笑しい。
何回も怒ってるのに言うこときかない末のボンがたまらなく愛しいみたいな…。

ダニエルシリーズは欠かさず観たいわたくしです。
往年の007ファンの異論は知りまへん。


『チェ 28歳の革命』

2部作パート1。
ベニチオ・デル・トロが好きなので観たけども、
実は、全編通してまんべんなく眠かった。
始まって10分…モーローとなり銃声で起きて10分、…モーローとなり爆発音で目覚め、
10分ウトウトして10分起きて観て……の繰り返し。
半分くらいしかちゃんと起きてなかったんじゃないか?!
チェの理念、とか信念、とかが分かりやすくなかった。あえて説明しなかったのかもしれないけど。
革命軍内の処刑とか、えーそれアリ?!とひいてしまったりもした。
たまたまだけど、
『モーターサイクル・ダイアリーズ』を
その前に観てて、ええ奴やんチェ!とか思ってただけに。


ほか色々

『道ありき』 三浦綾子
『場所』 瀬戸内寂聴
並べるのもどうかと思うが大正11年生まれ女作家の自伝ぽいものを読んでみました。
キリスト教と仏教と、道は違うんだが、何故かふたりとも宗教の道におすすみになっているのは何故だろうか。
信じるものが必要になったということなのだろうが…。
瀬戸内さんは、割と自分の欲望に忠実に生きているっぽいが、
三浦さんは、なんと真面目なことだろうかと感心してしまう。
生き様はだいぶ違う。
別に比較する意味はないんだけど。
ふーん、って思いました。

『4ヵ月、2週と、3日』 DVD
1987年ルーマニアのある女学生の1日。
チャウシェスク政権の頃の話のようです。
言われないと分からないけど。
女子学生寮の場面から始まるんだが、最初、寮なのか、一瞬、女子牢かと思ってしまった。
共産圏の生活感が興味深い。
妊娠中絶をヤミで行うルームメイトを助けるために色々奔走する主人公。
このルームメイトが自分勝手で甘ったれで腹立つ。あんたお人好しすぎ!
「胎児をトイレに流すな。犬が掘り出すところに埋めるな」
というヤミ中絶医の衝撃の発言。
ほんで、このもやもや感はどこへ向かうのかーと思ってたら終わってしまった!!
このての衝撃の結末は困る。
どうしたらいいんだよ……。


『女系家族』 山崎豊子
こ、これは…。
いや、すごく面白くて一気読みしましたけどね。
ひと言で言うたらえげつない話だす。
微妙に船場言葉になります。
船場・老舗の木綿問屋(だったと思う)の三姉妹の遺産相続の話でおます。
後述しますが、資料と思って読みました。
今度の芝居のね、なんとなく、雰囲気とか、知りたくってね。
でも私たちがやる芝居は、ここまでドロドロしてまへん。
何かもう、愛情、とかかけらもないの。
色と金、欲望がドロドロしてるの!
昼ドラの世界でおます。

我々はもうちょっとサワヤカでおます。多分。
いや、もしかしたらドロドロもどっかで求められるかもしれんけど。

うまく芝居の話にきたぞ。

3月、公演あります。

『おはようおかえり』 大阪新劇団協議会合同・劇団五期会プロデュース
作/馬場千恵 演出/井之上淳
出演/  たくさん

あ、出演者はまたおいおい。38人出る。多い。全部書くのがめんどくさくなりました。
ごめん、また書くがな。
私は、なかいとさんの役します。
色々ヤバイです。大阪弁とか。いや、それよりキャラ的に壁が厚い気が。
なんとかします。

3/24~27 ワッハホールにて!
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正月に観た映画 [映画]

『地球が静止する日』 The Day the Earth Stood Still

古典SFの匂いがする面白い映画だった。意外とこじんまりした作品だったが。
UFOみたいな球体がどっかんどっかん降ってきたり、
ヘリ飛ぶしばんばん撃つし軍隊も出てきたし、巨大ロボもいたのに、CG感がありすぎたのかな。
哲学的な話で、古典SFというか、そうそう、正統派な感じ。
小説で読むと良いかも。原作はあるんだろうな。
ジェニファ・コネリーが宇宙生物学者←何だそりゃ!?
で、亡き夫の息子と暮らすシングルマザー。
この息子が腹立つんやー! ダディダディって甘ったれんなあー。
誰に食わしてもろとるんじゃあー。とイライラしてました。
ジェニファーは、なんか、出ただけって感じでしたよ。
キアヌリーヴスよかったよ。
1928年にヒマラヤでDNAを採取されて、改めて地球にやってくる宇宙の人←え?
Kの、精神と肉体の乖離を示す会話が面白い。
自分と、自分の地球人としての肉体は違う、という感じ方。
バッハを耳にして、初めて、Beautifulと感じる。バッハは宇宙人にも美しいものなのだな。
あの球体は、
自然とか地球の生命を凝縮したような神にも似たような大きな存在を象徴していて、
宇宙規模で見ると、人間は地球を生かすために存在せず、地球を脅かすものとされ、
で、人間を排除?removeすることになったというの。
Jが頑張って「私たちは気づくことができる。変われるわ!」と言うんだが、
それで結局Kと球体は去っていくんだが、

去ってええんか?
え?

とかちょっと腑におちない結末だった。
神(自然?地球?)はやさしくて情け深い、そう思いたい私たちがいる。というだけのような。
キャシー・ベイツが米国防長官役。なんかこの人いると安心する。根が悪い人にならないからかな。



『ハッピーフライト』

ああイライラする映画だった。ANAもあの映画にようOKだしたな。
一生懸命頑張ってるから、いいのか? そういう問題じゃないだろというアホなミステイクが多すぎて話にならない。
映画だからってなめられてるんだよ!そうじゃない?!
まあ、空港で働くおじさんおばさんたちを社会見学したような感じなのか?
パイロット、CA、グランドスタッフとか、
バードさん(この呼び名がかわいい)とか、
管制官の人とか、整備士とか…。

CA綾瀬はるかがキャピキャピとしてやってくるところからイラっとしたし、
パイロットの田辺誠一もヘナヘナしててイライラした。
寺島しのぶと時任三郎と田畑智子とあと数名しかマトモな職員がいないじゃないか!
どいつもこいつもプロと思えぬ働きぶりに笑えずムカムカしながら見てしまったよ。

途中から、もうこの流れを
えっっ!!??うそっ、そういう話?パニック映画??!ぐらい大変な状況に追いやって欲しかったよ。
へらへら楽しく終わっちゃいましたとさ。
実際の空港スタッフがみんなあんなにへなちょこじゃないことを祈るよ。

あ、田畑智子に出会いがあって、それは心からよかったと思った。
間違って引き取られた荷物を交換するため、メガホンで叫びながら空港バスを止めに走る田畑を見初める、
ってところが乙女心にぐっときましたよ。
よかったよかった!! あんたは報われないといけないよ!!
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