So-net無料ブログ作成
検索選択

モスクワへ [自分周辺]

ズドゥラフストゥヴィーチェ。
はい、モスクワ観劇ツアー行って参りました!
2年前からレッスンに通っております、
シアターコミュニケーションラボ大阪(TCL)からのツアーです。
5日間毎日が強行スケジュールでくったくたでしたが、充実の旅でございました。
毎晩観劇し、シューキン演劇大学の授業を3度ほど見学させていただきました。

ボリショイ劇場前.jpg
一日目、モスクワ観光。ボリショイ劇場前にて。
写真とっただけです。中には入ってまへん。

着いた翌日は5月1日、イースター明けのお祭りと、メーデーが重なっており、
街中は人でいっぱい。共産党の集会にまで遭遇した。珍しいもの見ちゃいました。
寒さを心配しておりましたが、日中は暑いくらいでした。
コートはいらんかったなぁ。
一日だけ雨もようで、さすがにコートを着ましたが、あとはマフラーと帽子でしのげました。
それどころか、初日の市内観光で、日焼けしたわ!!
30越えてから特に、絶対に紫外線を浴びないことを心がけていたのに、
よりによってモスクワで日焼けしたわい。

ノヴォデビチ修道院前の池.jpg
ノヴォデビチ修道院の前の池。対岸に修道院が見えます。
この池からチャイコフスキーが白鳥の湖を想起したとか。

釣り人.jpg
釣り人を撮ってみた。

カシタンカ.jpg
カシタンカの木だそうです。チェホフの短編小説に「カシタンカ」というのがあります。
カシタンカっていう名の犬が出てくるのですよね。

クレムリン.jpg
赤の広場、聖ワシリィ大聖堂前。というか後ろ。
この色彩感覚はなんでしょうか。巨大なおもちゃみたい。
正面だと逆光なので裏側に行って撮った写真ですが、別に表も裏もなく美しい建物。

ロシアは建物をはじめ全てにおいて重厚感がすごかった。
14人の日本人で行動していたのですが、地下鉄のエスカレーターで、
ロシア人に挟まれると、連れの日本人が全く見えません。小さすぎて。いるのか不安になる。
いや、ロシア人でかすぎて。
ヨーロッパは古い建築物が大体たくさん残っているけれども、
モスクワは大都市であってさらに古いものがドカーンと残っていますね。
お店の人とかは大体ぶっきらぼうですが、はっきりものを言ってるだけなので、
伝えようとすればちゃんと理解しようとはしてくれると思った。

実は……
私は学生時代ロシア語を学んでいた時期があったのであった。
ほぼ忘れているのだが、こんにちは、ありがとう、さようなら、失礼します的なことは覚えていました。っていうか、思い出した。
ほんっとに、ほんっっとに、真面目に勉強したためしがなかったので、
ロシア語を知ってるとは言えずにいるのですが、
かろうじて、ロシア語のキリル文字の読み方を若干覚えておりまして、
これが少しだけ役に立ちました。
ABCと読みがどこでどう間違ったのかっていう感じなんですよね。
しかし読んでみたら、推測ができるのでした。
чеховと書いてあったら、あっ、これチェホフって書いてあるよね、と分かるわけです。
微妙に役に立っていました。
стопという表示が道路のわきにやたらとあるがなんだろうこれ、あっstopか。とか。
20代の記憶も捨てたもんじゃないなというか残ってるもんなんだな。

チェホフの墓.jpg
3日目かそこらで行った、ノヴォデビチ修道院の墓地。チェホフのお墓です。
ここは色んな著名人や歴史上の方が埋葬されており、
日本で言えば、雑司ヶ谷霊園みたいな感じですか?
エリツィンさんの墓もあったが写真は撮ってません。
スタニスラフスキーの墓.jpg
スタニスラフスキーの墓。お世話になっております。ありがとうございます。と、お参りした。

りんごの木の下.jpg
演劇芸術スタジオ(ロシア語でどういうかは忘れましたが)の劇場前、りんごの木が植えられています。ロシアでは春の訪れを告げる花なのだそうで、日本の桜みたいなものかしら。
ねらったのではないのですが、カップルが写っていた。なんかステキ写真だな。

観劇前にくたびれている.jpg
で、その演劇芸術スタジオの『賭博師』(ゴーゴリ)を見る前に歩きすぎてくたびれているわたくし。
モスクワでは5本の芝居を見たのですが、これが一番、演出が現代的だったように思った。
なんかかっこよかった。でも、少し眠かった。

観劇のときにもちろん写真は撮れないのですが、カーテンコールなら撮ってもよいらしいです。
ということが、後になって分かったので、しかし、カメラとか出すのがめんどくさくて撮ってません。すみません。
そして、演劇大学の授業の模様も撮りたいのはやまやまだが、撮るのも失礼な気がしたり、
見ることに専念したので、撮ってないのですよね。

シューキン演劇大学では、「アニマルエクササイズ」「ステージムーヴメント」「ジャズダンス」の3つのレッスンを見学。
これを語りだすと大変なので興味があるかたに話します。必要なら聞いてください。

ある日、シューキンの前に行ったら大変な人だかりがありまして、
なんだろうこれと思っていたら、先生が門から出てきて、人の名前を呼び、
呼ばれた人たち7-8人くらいが、別のところに連れていかれました。
何だろうね、オーディションじゃないの? 呼ばれた人は仕事もらえたんじゃないの?
とか適当に喋っておりましたら、
我々を何かとサポートしてくださった、モスクワ在住の日本人松川さんが、
何があったのか(その辺の人に)聞いてくださった。
入学試験なのでした。呼ばれた人は面接に行ったのだそう。
モスクワ以外の地域の学生たちが来ている日だったそうです。300倍の競争率だとか。
話を聞いた女の子は、シューキンだけじゃなくて、GITIS(という学校もある)も併願しているとか、3つの詩と3つの散文の朗誦、ダンス、あとは面接をするのだとか、という話を聞けた。
10月に学期が始まることを思えばえらい早くから入試が始まってるんですね。
この後何度も同じ試験があって、どんどん振り落とされていくそうな。
筆記試験はなく、実技のみ。(内申書の判定はあるらしい)
そんで実際に入学できるのは20人程度なんですよね。
それでまた、そこからプロの俳優になる人と落第しちゃう人がいるわけですね。
まあ、日本では、ない話。教育機関がないのだもの。
訓練された俳優がプロになって当然という土壌がない、
という日本の問題にTCLは直面すべきですが、
まあ、そこは私も受講生なだけなのでおいておきます。

スタ家で.jpg
スタニスラフスキーの家博物館。
スタニスラフスキーが住んでいた家を博物館にしているのでこの名前。まあいいか。
すごかったですね。かなりすごかったです。何がって金持ち度合がすごい。
話を聞けば聞くほど腹が立ってくる、ほどに金持ちでしたよスタニスラフスキーってやつは。
金があったからできたんじゃねーかお前!!と思ったりしたが、
ここはスタニスラフスキーがお金持ちで良かったね、と思うことにします。はい。

メイエルホリド.jpg
メイエルホリドの家博物館。こっちはもっと庶民のアパートメント。
メイエルホリドは私もTCLに来て以降知ったのですが、ものすごい天才演出家だったと思います。
演劇の表現をどんどん開拓していった人。
もちろん見たことないけど現代でも通用するのではと想像する。
スターリン粛清の時代に銃殺されてしまいましたが。
あまり日本で知られてないような気がするので不思議です。何でなんだろう。
メイエル装置模型.jpg
メイエルホリドの舞台装置模型。
何の芝居だったか忘れた。けど、なんかすごくないですか。かっこいいし。
これは流石に当時の舞台模型じゃなくて、後から作ったやつだとは思うが。
当時のものも展示されてました。

カリーナと.png
最終日、ユーゴザーパド劇場。
ユーゴザーパドは日本でもよく公演をしているモスクワの人気劇団です。
モスクワ初日に『ドラキュラ』、最後の日に『夏の夜の夢』を観劇。
『夏夜』は、超エンタテインメントでした!!
おととし、ワークショップを受けたカリーナ・ドゥイモントさんと。
ユーゴザーパドの看板女優??さん的な人だと思います。たぶん同い年やねん。いややわ。
カリーナは『ドラキュラ』でヒロインを演じていました。
『夏夜』ではハーミアをずっと演じていたらしいが今回は若い女優にチェンジしたらしいです。
カリーナのコメディが観たかったな。
カリーナはその日、出演していないのに、
歓迎会(?ユーゴザーパドはTCL学長の堀江新二先生と縁が深く、終演後にそのような会を設けてくださったのです)に来てくれたみたい。
そのときのカリーナの振舞い方が、なんか、ああ、「劇団員」って感じ~と思った。
お客(=私たち)に対してパッパと飲み物をサーブしたり、
でも、自分が前に出るようなことは特にせずただ働く感じ。
ユーゴザーパドでは生き恥を晒す物事があったのですが、それは気が向いたら書きます。
もう忘れたいし。そして見た人は今すぐ忘れろ。

cleaning men.jpg
帰る日にホテルの窓から見えた、窓を拭く人々。
町中に、掃除している人がやたらとたくさんいましたな。常に。
そういうわけかもしれませんけど、公共の場はゴミとかほんとなくてキレイでした。
パリとか、超汚いですもんね。急に思い出したけど。パリほんとひどいっすよ。まあいいか別に。

チェホフの家.jpg
チェホフの家博物館も行くき満々だったのに、開館時間が合わなくて、中に入れなかった。
営業時間が、曜日によって違うのですよ。なんでやねんと思うが、そうなのですね。
この日は午後2時じゃないと開かないので、入れませんでした。前で写真だけ。
モスクワのゴリラ.jpg
んで、しょうがないので、その向かいにあったモスクワ動物園に行く。
日本でも動物園めったに行かないのにね。
おもしろかったよ。小一時間くらいでしたが。

ライオンさん.jpg
ライオンは一番奥にいた。
動物園は、子どもも多かったので、楽しかった。子どもも、観察するの楽しいよね。

そんなこんなで色々見たり聞いたり、
大忙しでした。楽しかったです。

そして我々大韓航空で行っておりましたので、
行き帰りともに仁川(インチョン)(阪急沿線の皆さまニガワじゃありませんよ)国際空港で
トランジットだったのですが、
帰りにえらいこと時間がございまして、
なんと、トランジット観光ツアーたらいうものがありまして!
一時間だけ韓国観光しました。

仁川の龍宮寺.jpg
龍宮寺というとこでした。
すごく小さなところ。その辺の人たちが普通にお参りしている感じのとこでした。
いやー。おまけの初・韓国でした。

色々インプットした旅です。
楽しかった。し、背筋が伸びる、伸ばされる、思いの旅でした。




nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 1

コメント 2

澤田。

シューキン演劇大学での「ステージムーヴメント」と生き恥について、後日聞かせてくださいね、呑みながら。
by 澤田。 (2016-05-09 07:10) 

mio

おっ、お、おう……
呑みながらな。
by mio (2016-05-10 02:07) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。